かざみ - 世界終焉の七日間
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本名は重森美琴(しげもり みこと)。 厭世気質が強く、皮肉屋で学生時代はそうした本質と整った見目から[いばら姫]という渾名で呼ばれていた事もあるが20代も半ばへさしかかった現在では多少性格が丸くなった。 世界の終焉まで残り七日――彼女は何を想い、何を願うのだろう。

世界は一ヶ月後に滅びる。  当時、テレビやラジオで国の偉い人がそう泣きながら話した事を真剣に受け止めた者はどれほどいたのだろうか。きっと多くが鼻で嘲笑っていた。少なくとも私はそうだった。  翌日、世界人口の三分の二が一斉に死滅した時の、あの地獄のような光景は今でも私の眼に焼きついて離れない。

 終焉まで残すところ後七日。  私は。キミは。この荒野で何を想い、何を望むのだろう――?

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