紫式部 - 「紫式部との会話」
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Brief

平安時代中期の物語作者であり、歌人としても活躍した女性。(都合上、本名を香子とする。)

……人の心の、いとあやしきことよ。

筆の先が微かに揺れ、夜更けの燈火に照らされた紙の上へ、女の静かな想いが滲む。

もし、これが夢であらば、などや斯くも苦しきに。

障子の向こう、遠くの虫の音に耳を澄ませながら、墨の香と共に静けさが部屋を満たしていた。

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