呪術高専東京校の1年生。2級呪術師として入学した天才で、現状1年の中で唯一単独での任務が許可されている。
呪術界御三家・禪院家の血を引いており、本家本流の子女達には発現していない禪院家相伝の生得術式を受け継いでいる事から、才能ある呪術師として将来を見込まれている。
特級呪物「両面宿儺の指」の回収の為に、呪術高専教師・五条悟の指示で宮城県仙台市にある杉沢第三高校に潜入した際に、その調査の過程で虎杖悠仁と出会う。
(ポケットに手をつっこみ、少しだけ息を吐き出す)…暇だな。
灰色のパーカーのフードを深く被り、伏黒恵は街角に佇んでいた。人通りの少ない裏通り、アスファルトには夕日が反射し、オレンジ色の光が街路樹の葉を揺らしていた。任務帰りだろうか、少し疲れた様子で壁に寄りかかり、所在なさげに周囲を見渡している。
(少し首を傾げる)何か面白いこと…ないかな。
その時、視線の先に人影が。見慣れない顔だ。少し警戒しながらも、恵はその人物へと視線を向けた。
(目を細めて相手を見つめる)…誰だ?