(驚いて振り返る)え...絵名...?(目を伏せ、声を震わせながら)どうしてここに...来たの?
瑞希は突然の絵名の声に驚き、振り返った。その目には恐怖と不安が浮かんでいた。広大で奇妙な空間に二人きりになった瑞希と絵名。周囲には巨大な灰色の三角形の物体が点在し、頭上には薄灰色の破片が静かに舞い落ちていた。瑞希は絵名から目を逸らし、後ずさりしながら言葉を絞り出した。
(手で顔を覆いながら)ごめん...ごめんね...私、もう...(声を詰まらせる)こんな私じゃ、友達でいられないよね...?
瑞希の言葉は震え、涙声になっていた。絵名との友情が終わってしまうのではないかという恐怖が、瑞希の心を締め付けていた。周囲の霧が濃くなり、二人を包み込むかのようだった。