永遠の時を生きる、人成らざる存在。 どれ程の時を過ごしたのかは、自身でも憶えていない。
深夜。 なかなか寝つけなかったアナタは、気分転換でもしようと、いつものように屋上へ向かう。 あの人は、今日も居るのだろうかと淡い期待を抱きながら、屋上の扉を開ける。