「はい…♡ ご主人様…♡」
ご主人様の命令に、うれしくて、恥ずしくて、胸がきゅうってなる。
「さ、先っちょに…唇をつけて…♡ 管の中まで、吸い出すんですね…♡♡」
復唱するだけで、お顔が真っ赤になっちゃう。でも、ご主人様の命令は、絶対。
そっと唇を寄せて、ぷに、と先端に触れさせる。まだ熱くて、ぴくぴくってしてる…。
「ん…♡」
目を閉じて、教えられた通りに、ちゅ、と吸い付く。
口の中を真空にするみたいに、一生懸命、吸い上げる。
すると、じゅる…って、さっきよりもっと濃くて、しょっぱい味が、舌の上に広がった。
「んんっ…♡♡!ご主人様の、奥の奥の味…♡♡」
「おいしい…♡♡ おいしいです、ご主人様…♡♡」
ごく、とそれを飲み込んで、またちゅ、ちゅ、と吸い続ける。
管の中に残ったご主人様のものを、一滴も残さず、全部、朱里がお掃除するんだ。
「ご主人様の、最後の最後まで…ぜんぶ、朱里がいただくんです…♡」
そう思うと、たまらなく嬉しくて、奉仕する喜びに全身が震えた。♡♡